FY26ラーニングガイド
受講必須講座・任意研修・資格支援までを一覧化。四半期ごとの学習目標とおすすめスケジュールを確認できます。
研修カリキュラム概要
FY26年度の研修プログラムは、新入社員から中堅社員まで、段階的にスキルを向上させることを目的としています。基礎から応用まで、体系的に学習できるよう設計されています。
研修の3つの柱
- 必須研修: 全社員が受講すべき基礎知識とコンプライアンス関連の研修
- 任意研修: 職種やキャリアパスに応じて選択できる専門スキル研修
- 資格支援: 業務に直結する資格取得をサポートするプログラム
四半期ごとの学習目標
Q1(4月〜6月): 基礎固めフェーズ
目標
- IT基礎知識とセキュリティリテラシーの習得
- 社内システムとツールの基本操作をマスター
- デザインの基本原則を理解し、資料作成スキルを向上
推奨研修
- デジタル基礎(必須)
- 情報セキュリティ基礎(必須)
- デザインの原則(任意)
- 制作ツール入門(任意)
Q2(7月〜9月): 応用実践フェーズ
目標
- ネットワークとクラウドサービスの理解を深める
- 生成AIを業務に活用するスキルを習得
- UI/UXの基礎知識を身につけ、ユーザー視点での改善提案ができる
推奨研修
- ネットワーク・Web(任意)
- AIトレンド(任意)
- UI/UX基礎(任意)
- プロンプトエンジニアリング実践(任意)
Q3(10月〜12月): 専門深化フェーズ
目標
- ITの歴史と技術トレンドを理解し、将来を見据えた学習計画を立てる
- 機械学習とLLMの技術的詳細を理解し、高度なAI活用ができる
- ビジュアル表現とブランディングの知識を深める
推奨研修
- ITの歴史(任意)
- 機械学習とLLM(任意)
- ビジュアル表現(任意)
- 3D CG & VFX(任意・専門職向け)
Q4(1月〜3月): 総合実践フェーズ
目標
- 年間の学習成果を振り返り、次年度の学習計画を策定
- 資格取得に向けた最終準備と受験
- 社内でのナレッジ共有とメンタリング活動への参加
推奨研修
- 勤怠管理ページはこちら(必須)
- 資格試験対策講座(任意)
- ナレッジ共有会への参加(任意)
- 次年度学習計画の作成(必須)
必須研修一覧
全社員が受講すべき基礎知識とコンプライアンス関連の研修です。入社後3か月以内に完了してください。
2. 情報セキュリティ基礎
対象: 全社員 | 所要時間: 2時間 | 形式: オンライン
フィッシング詐欺、マルウェア、パスワード管理など、日常業務で必要なセキュリティ知識を習得します。
任意研修一覧
職種やキャリアパスに応じて選択できる専門スキル研修です。自分の興味や業務ニーズに合わせて受講してください。
IT・デジタル領域
AIトレンド
対象: 全社員 | 所要時間: 2時間 | 形式: オンライン
生成AI(LLM)の基礎知識と、業務への活用方法について学びます。プロンプトエンジニアリングの実践も含まれます。
ITの歴史
対象: 全社員 | 所要時間: 1.5時間 | 形式: オンライン
計算機の誕生からクラウド・AI時代まで、ITの進化を時代軸で理解します。プログラミング言語の発展も含まれます。
機械学習とLLM
対象: エンジニア・データサイエンティスト | 所要時間: 4時間 | 形式: オンライン
機械学習の理論的基礎からTransformerアーキテクチャ、大規模言語モデルの技術的詳細まで、アカデミックな視点で解説します。
デザイン・クリエイティブ領域
デザインの原則
対象: 全社員 | 所要時間: 2時間 | 形式: オンライン
近接・整列・反復・対比の4原則を中心に、見やすく伝わるレイアウトを学びます。フォントと文字組み、色の選び方も含まれます。
制作ツール入門
対象: 全社員 | 所要時間: 3時間 | 形式: オンライン
ノンデザイナーでも使えるCanvaや、プロユースのFigmaの基本操作を学びます。チームでのコラボレーション機能も解説します。
UI/UX基礎
対象: デザイナー・プロダクトマネージャー | 所要時間: 2.5時間 | 形式: オンライン
使いやすさ(Usability)と体験(Experience)を設計するための考え方。UXリサーチの基礎も含まれます。
ビジュアル表現
対象: デザイナー・マーケター | 所要時間: 2時間 | 形式: オンライン
色の選び方、画像の選び方、アイコンと図解の活用、データの見せ方、アニメーションとモーションについて学びます。
3D CG & VFX
対象: 3Dアーティスト・VFXアーティスト | 所要時間: 4時間 | 形式: オンライン
映画・ゲーム制作で活躍する3D表現と視覚効果の基礎を押さえ、ワークフローを理解します。主要ツールの使い方も解説します。
資格支援プログラム
業務に直結する資格取得をサポートするプログラムです。受験料の一部補助や、試験対策講座を提供しています。
IT関連資格
- 基本情報技術者: 受験料50%補助、対策講座あり
- 応用情報技術者: 受験料50%補助、対策講座あり
- 情報セキュリティマネジメント: 受験料50%補助、対策講座あり
- AWS認定資格: 受験料100%補助(初回のみ)、対策講座あり
デザイン関連資格
- Adobe認定資格: 受験料50%補助、対策講座あり
- 色彩検定: 受験料50%補助、対策講座あり
資格取得の流れ
- 希望する資格を選択し、上司に申請
- 承認後、対策講座を受講(任意)
- 試験を受験
- 合格後、受験料の補助申請を提出
サポート窓口
研修に関する質問や相談は、以下の窓口までお気軽にお問い合わせください。
研修管理部門
- メール: training@example.com
- Slack: #training-support
- 受付時間: 平日 9:00〜18:00
よくある質問(FAQ)
- Q: 必須研修を完了できない場合はどうすればよいですか?
A: 研修管理部門にご相談ください。個別のスケジュール調整が可能です。 - Q: 任意研修は何個まで受講できますか?
A: 制限はありません。自分のペースで学習を進めてください。 - Q: 資格支援プログラムの申請はいつまでですか?
A: 試験日の1か月前までに申請してください。
まとめ
FY26ラーニングガイドのポイント
- 必須研修は入社後3か月以内に完了
- 四半期ごとの学習目標を意識して、計画的に学習を進める
- 任意研修は自分の興味や業務ニーズに合わせて選択
- 資格取得を目指す場合は、早めに申請して対策を開始
- 疑問や相談は、サポート窓口やコミュニティを積極的に活用
このガイドを参考に、FY26年度の学習計画を立ててください。継続的な学習が、あなたのキャリアアップにつながります。